環境
環境と安全の基本理念と基本方針
基本理念
化学物質の開発・製造から消費・廃棄に至るすべての段階において、「安全・環境・健康」に対する
自主的な配慮を行おうとする活動
基本方針
-
1.
環境・安全・健康面に配慮した諸施策を実施し、環境の保護並びに従業員、
地域住民の安全・健康を確保する安定操業管理を行います。 -
2.
地球環境保全のため、省エネ・省資源・廃棄物の削減等再資源化・リサイクル化について、合理的な対策を推進します。
-
3.
新製品はその研究開発段階から環境・安全・健康面の検討を行い、より安全な製品・技術の開発に努めます。
-
4.
製品の安全な使用と取り扱いに関し、顧客サービスのための調査研究を推進し、必要な情報を提供します。
-
5.
製品や操業に関する行政及び地域住民の関心に注意し、正しい理解が得られるよう、コミュニケーションに努めます。
-
6.
国際的な環境規制の遵守及び環境保全と安全・健康の確保に積極的に対応します。
環境・安全推進体制 (2022年6月1日現在)
内部監査・外部監査
外部監査では、重大な改善指摘事項はありませんでした。各事業所のISO14001、9001は、2015年度版への移行を完了いたしました。
また、外部認証では認証範囲を広げることに取り組んでいます。
- 2002年 12月 和歌山工場認証取得
- 2003年 3月 土佐工場認証取得
- 2016年 12月 和歌山工場2015年版への移行完了
- 2018年 8月 土佐工場2015年版への移行完了
- 2000年 3月 和歌山工場認証取得
- 2000年 12月 土佐工場認証取得
- 2018年 2月 和歌山工場2015年版への移行完了
- 2018年 8月 土佐工場2015年版への移行完了
環境保全
地球温暖化防止対策
省エネルギー対策に取り組んでいます。
省エネルギー推進と炭酸ガス削減の取り組み
バッテリーフォークリフト
照明のLED化
緑地整備
燃料の天然ガス系への転換
太陽エネルギーで作った塩の製造
環境対策投資
環境対策
浸水対策(地震・津波)
塩素ガス配管更新
大気汚染防止
大気汚染物質の削減
今後も燃料使用量の低減、燃料の転換、燃焼バーナーの改善などを行い、排出量の低減に努めていきます。除害効率の高いガス処理設備への更新や除害塔を増設し、ばい煙の大気放出量の削減に取り組んでいます。
※1 SOx…酸化硫黄(SO)、二酸化硫黄(SO2)など硫黄酸化物の総称。大気汚染の原因となる。
※2 NOx…酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)などの窒素酸化物の総称。自動車の排ガスや工場設備などから発生し、大気汚染の原因となる。
※3 ばいじん…工場の煙突の煙などの中に含まれるすすなどの微粒子。
ボイラー更新(台数制限も導入)
NJP排ガス吸着塔増設工事
活性炭塔増設
水質汚濁防止
COD※の低減
低減しています。
※COD…化学的酸素要求量(Chemical Oxygen Demand)水の汚れを表す指標のひとつ。
水中の有機物を酸化剤によって酸化するのに消費される酸素量。
大きい値ほど汚染度が高いことを表す。
水処理設備更新
凝集剤による水質汚濁物質の低減
廃棄物の削減
ゼロエミッション※
※ゼロエミッション…異なった業種間協同で地球の限られた資源の使用効率を高め、廃棄物(エミッション)がゼロになることを目指す。
分別リサイクル
熱分解反応
食品ロスの減少
化学物質排出量削減
PRTR※
弊社で環境排出量等の報告が義務付けられている物質は10品目あります。
今後も、排出量の削減に取り組んでいきます。
※PRTR…(Pollution Release and Transfer Resiste)有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握し、集計し、公表する仕組みです。